液晶のトラブル
2011.10月からぴっとインでお受けした修理・相談事例のブログリンク集です。
知っていると防げるトラブルもあると思いますので、是非参考になさって下さい。
13件
- FUJITSU LIFEBOOK S936 のディスプレイ交換修理 2024/7/10
-
- 機種
-
FUJITSU LIFEBOOK S936
- 状況
-
ディスプレイの破損により画面が全く映らなくなってしまったとのことでお持ちになりました。
写真右下の電源ランプは点いているのに画面に何も表示されていない状態です。
- 修理
-
1. 電源オフ・バッテリー取り外し
まず、パソコンの電源をオフにし、バッテリーを取り外しACアダプターも抜いてから電源ボタンを4-5回ほど押して内部電流を放電します。
2. ディスプレイ部分の取り外し
パソコン本体から上部のディスプレイ部分を取り外します。
機種によっては分離が必要ない場合もありますが、今回は作業性を考えて取外しました。
3. 破損したディスプレイの取り外し
ディスプレイの周りのベゼル(枠)を慎重に取り外します。
両面テープ等で強固に密着してあったので、プラスチック製の部品等が割れないように丁寧に作業を進めました。
ディスプレイからケーブルを慎重に取り外します。
元のディスプレイを取り外す際は、コネクタ等のパーツを傷つけないように注意が必要です。
(コネクタは赤枠内)
4. 新しいディスプレイの取り付け
新しいディスプレイを用意し、ケーブルをコネクタ部に接続してから、ディスプレイを固定します。
今回のパネルはネジでの固定ではなかったため両面テープで固定しました。
5. ベゼルの取り付けと動作確認
最後にベゼルを元に戻し、パソコン本体に取り付け、ディスプレイが正常に映るか確認し、動作に問題がないことをチェックします。
修理は無事に完了。
ディスプレイはちゃんと映り、問題なく使用できる様になりました。
※ディスプレイの交換作業は比較的シンプルですが、電源を繋いだまま作業すると、ケーブルに電流が流れているためショートなどの事故につながるので慎重な取り扱いが必要になりますので、作業手順には気を付けなければなりません。
(最悪パソコンが壊れて動かなくなります)
- 画面が割れその後使えるか分からなかったMacBook Airを診断 2023/7/11
-
- 機種
- MacBook Air 2020 M1Chip 13inch
- 状況
-
アップル新開発のM1チップ搭載で、飛躍的に性能がアップしたと評判になった機種ですが、画面が割れてしまいその後動いているのかどうかも良く分からないので放置状態だったでそうです。
今回はそのパソコンが使えるかどうか診てほしいという事でした。 - 修理
-
画面は何も表示されないので、外部モニターに繋いでみますがそれでも何も表示されません。
何度か繰り返していると、やっとマウスのカーソルだけがモニターに映りました。
こういう場合はアップデートに失敗してる事が多いのでOSをインストールして修復等を行いようやく表示が出ました。
表示が出れば後は問題が無いかチェックをし、再起動しました。
せっかくなのでOSも最新のMacOS Venturaにアップデートしました。
と、ここまでは順調でしたが、外部出力では使える様になったものの内蔵モニターは映りません。
このMacBook Air 2020 M1Chip 13inchの液晶モニタはパネル自体の交換は非常に困難な為、液晶モニタ一式での交換になります。
その場合の費用はおおよそ8万という高額にななってしまいます。
なのでモニターの修理をどうするかが問題でしたが、今回は外部モニターの出力までの修理にしておきました。
ご自宅で机の上にMacとモニターで使う様にして、お金が出来たら修理するとの事でした。
完全に直せる事が理想ではありますが、費用の妥当性をぴっとインは重視していますので今回の修理はここまでとなりました。
- 高性能ゲームノートの液晶交換修理 2023/5/24
-
- 機種
- ASUS ROG Strix G15 G512LW-ES76
- 状況
-
CPU i7-10750H 2.6Ghz 6コア 12スレッド
Memory 16GB
SSD 1TB
Graphic NVIDIA GeForce RTX 2070
と、液晶パネルは240Hzの高速対応フルHDといった素晴らしい性能ですが、画面がチラついたり表示不良するようになったとの事でお持ち込みになりました。 - 修理
-
高性能なので240Hzでの表示が可能でしたが、やはり高負荷での使用は液晶の消耗が早かったかと思われます。
早速液晶の交換をする為に分解していきます。
ボトムケースは下側の10本のビスで止まっているのでこれを取リます。
これで内部が見えます。
ゲームノートは構造的にホコリが詰まりやくなっている傾向がありますが、やはりファンにホコリが詰まっていました。
ファンの羽も細かい物なので余計に詰まりやすいです。
次にバッテリーのコネクタを外し
バッテリーも取り外します。
それから液晶パネルの取り外しをしますが、最近の液晶は面白い両面テープで止まっていて、引っ張ると延びますが最後まで引っ張ると外れるようになっています。
外れました。
接続コネクタは40pin
交換前の液晶パネルは シャープ製 LQ156M1JW09 リフレッシュレート 60Hz 240Hzでした。
交換完了後はチラつきも無くキレイな表示になりました。
交換費用はメーカー修理の半分程度に抑えられました。
- 液晶が映らない 2020/11/10
-
- 機種
- 富士通 LifeBook AH53/A3
- 状況
- スペックは i7-6700HQ 2.6Ghz メモリ8GB HDD1TBと中々の高性能パソコンですが液晶が映らない状況。
- 修理
-
外部出力での表示は確認できましたのでとにかく分解してみます。
裏返して各ネジを取り、バッテリー・ハードディスクそしてボトムケースを取ります。①
液晶が壊れている場合も有りますが、このコネクターの接触が悪くても表示不良は起こります。②
ここを一旦取り外して、再度差し直して電源を入れます。
(コネクターを接続し直す時はACアダプター・バッテリーを必ず外してからでないとショートしてマザーボード等が故障してしまう場合があるので注意が必要です)
接続し直すと表示が確認出ました。③
後は元通りに組上げて再度動作確認します。④
問題無い事が確認できたので修理完了です。
- しばらく使っていると画面が乱れてよく見えなくなるノートパソコン 2020/8/18
-
- 機種
- Lenovoのノートパソコン
- 状況
- 2018年6月に購入。次第に画面が乱れる症状が出る様になったので同じ年の11月に一度レノボに修理に出したそうです。
ところが、最近また同様の症状が発生し始めたのでレノボに問い合わせたところ、「今回の修理は有償修理となり、約6万円かかります」と回答。
購入時の金額もまた約6万円だったので、今回はメーカー修理ではなくぴっとインにご相談に来られた様です。 - 修理
- ご自分で一度開けて確認してみたものの自分では直せそうもないのでそのまま閉じたそうです。
でも、その後少し調子が良くなった気がするとのことでした。
早速裏蓋を開けてみました。①
赤丸部分の液晶からのケーブルの接続部。まずはこちらをチェックしてみます。
黒いガードパネルを取り外してみると、CPUヒートシンク(冷却パーツ)の取付けネジが3本ありますが3本ともネジが締めてありません。②
ヒートシンクを外してみると多少は触れていますが殆ど浮いている状態。
ヒートシンクは密着していないときちんと冷却されないので、この状態では使っている内にCPU温度が上昇してしまい熱暴走で画面が乱れてしまいます。
恐らくレノボでは無償修理の際、液晶を交換したのだと思いますがここのネジをきちんと締めないと画面の乱れだけでなく最終的にパソコンは壊れてしまいます。
なので、締まっていなかったネジを締め、ヒートシンクを密着させました。
おそらくこれで大丈夫だと思いますが、しばらくお使いいただき症状が出ないか様子を見てもらうことにしました。
- 富士通のノートパソコンが液晶割れ2019/2/20
- ノートパソコンの液晶を交換
- 気づいた時には液晶が割れていた2018/9/16
- メーカーの修理はやはり高額
- MacBook Airの液晶割れ2017/9/16
- MacBook Airの液晶割れ修理
- キーボートに物が乗ったままパソコンを閉じて液晶を割ってしまったVAIOノートパソコン2015/10/20
- VAIOの液晶修理
- キーボートに物が乗ったままパソコンを閉じて液晶を割ってしまったTOSHIBAノートパソコン2013/7/1
- 液晶の交換
- 画面が4分割になって表示される2013/5/27
- 画面4分割表示(T◇T)
- 画面に縦線が出る2013/4/15
- 液晶に縦線が...
- 画面が所々白くはっきり映らない2013/1/17
- ~液晶修理編~